2025.01.21
作家紹介
新作ガラスの器
昨日より「大寒」と呼ばれる冬の最後の節気となりました。
一つ前の二十四節気「小寒」から2月2日の節分までが寒の内と呼ばれ、1年で最も寒さの厳しい季節です。
この厳しい寒さを利用して「寒仕込み」という行事が昔から行われてきたそうです。
大寒の寒さは発酵や食品の保存に適しているため、味噌や甘酒などの発酵食品が仕込まれてきました。
さて、昨夏よりお願いしておりましたstudio iiro(大東健太さん)さんの片口とぐい吞みが入荷しましたので、
漆山ひろみさんのトレイの上にのせました。そばには光藤佐さんの可愛い猫の置物を。
高台~腰にかけてはランダムな大きさの気泡がはいり、器の口~胴にかけてはツートーンのお色になっております。
光の下ではこのツートンが映し出す影が幾重にも重なり、ずっと眺めていたくなる美しい器です。
片口はお酒だけでなく、茶海(ちゃかい)としても、ぐい吞みは、茶杯や小付けとしても使えそうですね。